ブロックチェーンの仕組み
ブロックチェーンは、取引をブロックにまとめた記録で、各ブロックは1つ前のブロックとしっかりつながっています。このつながりこそが、古い記録を書き換えにくくしているのです。このレッスンでは、その仕組みを順に見ていきます。
誰でも確認できる台帳
台帳とは取引の一覧です。誰が誰にいくら支払ったかが記されています。ビットコインでは、フルノードと呼ばれる独立したコンピューターがそれぞれ台帳のコピーを持ち、すべての取引とブロックをルールに照らして確認します。適したコンピューターと回線があれば誰でも運用できます。
ブロック
新しい取引は1つのブロックにまとめられます。ビットコインでは、平均して約10分ごとに新しいブロックが追加されます。各ブロックに入っている主なものは次のとおりです。
- 取引のまとまり
- タイムスタンプ
- 1つ前のブロックの指紋
ハッシュ:データの指紋
この指紋をハッシュと呼びます。ハッシュは、どんなデータからでも計算できる、決まった長さの短いコードです。便利な性質が3つあります。
- 同じデータからは必ず同じハッシュができる。
- 1文字変えるだけで、まったく別のハッシュになる。
- ハッシュから元のデータを逆算することはできない。
ビットコインはSHA-256というハッシュ関数を2回重ねて使います。
チェーンが書き換えにくい理由
各ブロックには1つ前のブロックのハッシュが入っているので、ブロックは鎖のようにつながります。誰かが古いブロックの取引を書き換えたとしましょう。そのブロックのハッシュが変わり、次のブロックはもう存在しないハッシュを指すことになり、すべてのノードが食い違いに気づきます。
書き換えを通すには、攻撃者はそのブロックとそれ以降のすべてのブロックを作り直さなければなりません。しかも、ネットワーク全体が新しいブロックを追加するよりも速く。それがなぜ非常に高くつくのかは、レッスン4で説明します。
承認(コンファメーション)
取引がブロックに入ると、承認が1つ付きます。その上にブロックが1つ追加されるたびに、承認が1つ増えます。承認が多い支払いほど取り消すのが難しくなるため、多くのサービスはいくつかの承認を待ってから支払いを確定したものとして扱います。目安は6つです。
古いブロックの取引を1つ書き換えたら、そのブロックのハッシュは変わらない?
各ブロックは1つ前のブロックのハッシュを持っています。古いデータを書き換えるとそれ以降のつながりがすべて切れ、ネットワーク全体が気づきます。
出典
- Bitcoin developer guide: Block chain
- Bitcoin developer reference: Block headers
- bitcoin.org: Running a full node
- Bitcoin Wiki: Confirmation
2026年10月8日にこれらの出典と事実を照合済み。
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