ハードウェアウォレットの設定手順
ハードウェアウォレットの設定には30分ほどかかります。手順の順番が大切です。確認はお金より先に来るからです。このレッスンでは一般的な流れを説明します。細かい点は、お使いの端末の公式ガイドに従ってください。
手順1:届いたものを確認する
端末は新品で、初期化されていない状態で届くはずです。次のものがあったら、作業を止めてメーカーに連絡してください。
- 箱の中に、すでに印刷または記入されたシードフレーズがある
- すでにPINが設定されている
- 端末に付属の単語を使うよう指示する説明書がある
本物の端末は、あなたの目の前でシードフレーズを作ります。パッケージの封は偽造できるので、設定中に端末自身が行う真正性チェックを頼りにしましょう。
手順2:公式ソフトウェアを入手する
メーカーのウェブアドレスを自分で入力し、そこから専用アプリをダウンロードします。広告や検索結果は、偽のバージョンへのよくある入り口です。
手順3:ファームウェアを更新する
端末を接続し、公式アプリが勧めたら最新のファームウェアをインストールします。ウォレットを作る前に行いましょう。端末やアプリが表示する警告を無視しないでください。
手順4:新しいウォレットを作成する
端末で「新しいウォレットを作成」を選びます。シードフレーズは端末自身が作ります。
手順5:シードフレーズを書き留める
単語は端末の画面に表示され、パソコンには決して表示されません。
- 各単語を、番号をつけて順番どおりに紙に書きます。
- 写真は撮りません。
- 単語をパソコンやスマホに入力してはいけません。本物の設定手順でそれを求めるものはありません。
端末は、自分のボタンや画面で単語を確認するよう求めてきます。
手順6:PINを設定する
ほかで使っていないPINを選びます。誰かが端末を見つけたときに守ってくれます。多くの端末では、間違いが続くと中身が消去されます。だからこそ、シードフレーズのバックアップが大切なのです。
手順7:バックアップを確認する
多くの端末には、単語を端末に入力し直す復元チェック機能があります。使いましょう。より確かな証明は手順9で行います。
手順8:少額のテスト入金を受け取る
- 専用アプリで「受け取る」を開きます。
- アプリのアドレスと、端末の画面に出るアドレスを比べます。完全に一致していなければなりません。
- 取引所から少額を送ります。
パソコンの画面より、常に端末の画面を信頼してください。端末は、マルウェアが簡単には変えられない部分です。
手順9:完全な復元を試す
ウォレットにテスト用の少額しかないうちに行います。
- 端末を工場出荷時の設定に戻します。
- 「復元」を選び、端末で単語を入力します。
- 同じアドレスと残高が戻ってくるか確認します。
これで、紙が使えることがわかりました。設定全体で一番価値のある10分間です。
手順10:資産を移す
もう一度端末でアドレスを確かめながら、大きな金額を送ります。何回かに分けて送ることも検討しましょう。
その後
- シードフレーズと端末は別々の場所に保管します。レッスン30を見てください。
- ファームウェアの更新は、公式アプリからだけインストールします。
- どんなサイト、アプリ、人であれ、シードフレーズを求めてきたらそれは攻撃です。
新しいハードウェアウォレットに、シードフレーズが記入済みのカードが入っていた。それを使うべき?
端末を確認し、端末にフレーズを作らせ、単語を手で書き、完全な復元でバックアップを証明しましょう。資産を移すのはそのあとです。
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出典
- Kaspersky: Case study, fake hardware cryptowallet
- bitcoin.org: Securing your wallet
- BIP39: Mnemonic code for generating deterministic keys
- Bitcoin developer guide: Wallets
- ethereum.org: Ethereum security and scam prevention
2026年10月8日にこれらの出典と事実を照合済み。
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