ブロック13 · 5分で読める

取引所の選び方

あなたが選んだ取引所は、少なくともしばらくの間、あなたのお金を預かります。よい取引所を選ぶには、入金する前にいくつかのことを確認するのがいちばんです。このレッスンでは、そのチェックリストを紹介します。

1. あなたにサービスを提供してよいのか?

取引所の広告ではなく、自分の国の規制当局から確認を始めましょう。

  • 日本。 暗号資産交換業を営むには、金融庁(財務局)への登録が必要です。金融庁は「暗号資産交換業者登録一覧」を公開しています。2026年9月30日現在、登録業者は27社です。
  • その他の国。 自国の金融規制当局が公開している、免許や登録を受けた事業者の一覧と、警告リストを探しましょう。

一覧に載っている例として、bitFlyer、コインチェック、ビットバンク、GMOコイン、SBI VCトレード、楽天ウォレットがあります。一覧の見方を示すために挙げたもので、おすすめではありません。登録状況は変わります。これは2026年10月時点の情報です。

登録簿は自分で検索しましょう。事業者が教えるリンクをたどってはいけません。

2. 顧客のコインをどう保管しているか?

米国の証券規制当局は、暗号資産を預かる会社に次のことを尋ねるよう勧めています。

  • 資産の大半を、オフラインのコールドストレージで保管しているか?
  • 顧客の資産を貸し出したり、担保に使ったりしていないか?
  • 顧客の資産をまとめて保管しているか、分けて保管しているか?
  • 盗難に対する保険はあるか、何が補償されるのか?

答えは利用規約に書かれているはずです。見つからないなら、それ自体が答えだと考えましょう。

3. 準備金の証明は何を証明しているのか?

顧客のコインを保有していることを示すために、準備金証明(プルーフ・オブ・リザーブ)の報告書を公開する取引所もあります。役には立ちますが、限界も知っておきましょう。米国の監査規制当局は、それは「監査ではない」と警告しています。ある時点の資産を示すだけで、会社の負債が含まれていないことが多く、その後どうなるかについては何も保証しません。

4. アカウントをどう守っているか?

次のものがあるか確認しましょう。

  • SMSだけでなく、認証アプリやセキュリティキーを使う2段階認証
  • 承認したアドレスにだけ出金できるアドレスの許可リスト(ホワイトリスト)
  • パスワード変更後の待機期間

5. 費用はいくらか?

購入にかかる総額を比べましょう。取引手数料、スプレッド、入金と出金の手数料です。手数料ゼロをうたうアプリは、たいていスプレッドを広くして利益を得ています。計算の仕方はレッスン15で紹介します。

6. 出ていけるか?

自分のウォレットに暗号資産を出金できるか、その費用はいくらかを確認しましょう。アプリに売り戻すことしかできないものもあります。出金できなければ、自分で保管することはできません。

7. これまでどうだったか?

システム障害、ハッキング、出金停止、規制当局の処分といった過去を調べましょう。長く何事もない実績はよい兆候です。

危険信号

  • 登録ボーナスや、急いで入金させようとする圧力
  • 約束された、あるいは保証されたリターン
  • 突然のメッセージや、ネットで知り合った新しい友人から始まった勧誘
  • 会社名、住所、規制当局が示されていない

規制を受けていればリスクは下がりますが、預けたお金が安全になるわけではありません。銀行口座を守る補償制度は、一般に適用されません。

チェック

準備金証明の報告書があれば、取引所の財務が健全だと証明される?

要点

入金する前に、規制当局の登録簿、保管の条件、セキュリティ機能、総費用、そして出金できるかを確認しましょう。広告はそのどれにも答えてくれません。

ブロック13を確定する

5問。4問正解で合格。再挑戦は何度でも無料です。

出典

2026年10月23日にこれらの出典と事実を照合済み。

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